腰部脊柱管狭窄症の症状、OAより腰痛患者の方が多い
デンマークのプライマリケアプログラムGood Life with osteoArthritis in Denmarkに参加した変形性膝関節症(膝OA)、変形性股関節関節症(股関節OA)または持続的な腰痛(LBP)がある患者1万234例のデータを用いて、腰部脊柱管狭窄症(LSS)関連の11の症状の発生状況を横断解析で検討。女性の割合は3群でほぼ同じ(69%)で、LBP群に比べ膝OA、股関節OA群で平均年齢が6-7歳高かった。 その結果、LBP群のLSS関連症状報告率(11-71%)が股関節OA群(11-50%)、膝OA群(8-40%)よりも高かった。10のLSS症状で、LBP群の報告率が股関節OA群、膝OA群を上回った。同じパターンはLSS有病率にも見られたが、LSSの臨床基準を満たす患者の割合は各コホートとも10%未満だった。...
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