不快感のためコンタクトレンズ装用を中止した進行性円錐角膜患者14例20眼を対象に、角膜クロスリンキング(CXL)のコンタクトレンズ不耐性改善効果を後ろ向き医療記録レビューで検討した。 その結果、Kmax値は術前に比べ術後6カ月時で2.8D、12カ月時で4.1Dの有意な低下を示した(いずれもP<0.001)。CXLからコンタクトレンズ処方までの平均期間は12±2.5カ月だった。追跡期間中のコンタクトレンズ装用達成の平均期間は10.4±2.8カ月だった。リッカート尺度で評価したCXL後のコンタクトレンズ快適性の主観的スコアは良好だった。...
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