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HER2/neu陽性USCへのトラスツズマブ、管理可能な毒性示す

2021年9月6日  専門誌ピックアップ

HER2/neuが過剰発現した進行または再発性子宮体部漿液性腺がん患者を対象に、トラスツズマブの安全性、忍容性および毒性に関する情報を多施設共同無作為化第II相試験で検討。被験者を6サイクルのカルボプラチン/パクリタキセル(C/P)投与(28例)、C/P+トラスツズマブ(T)投与(32例)に割り付け、C/P+T群では病勢進行または毒性発現までT単剤による維持療法を継続した。 その結果、1例当たりの平均有害事象発生件数は、C/P群15.5件、C/P+T群17.0件だった。心臓を含むAE器官分類では、いずれも有害事象に有意な群間差はなかった。T単剤の維持療法を受けた29例中5例(17%)では、平均5.1年後に蓄積毒性の徴候が見られなかった。...