韓国で新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)検査を受けた成人21万2768例を対象に、身体活動とSARS-CoV-2感染リスク、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の重症化、COVID-19関連死亡の潜在的関連性を全国コホート研究で検討した。 2018年の身体活動ガイドラインで推奨する有酸素運動と筋力トレーニング運動を実施した成人は、有酸素運動と筋力トレーニングの量がともに不十分の成人と比べてSARS-CoV-2感染[2.6% vs. 3.1%、調整相対リスク(aRR)0.85、95%CI 0.72-0.96]、重症COVID-19(0.35% vs. 0.66%、同0.42、0.19-0.91)、COVID-19関連死亡(0.02% vs. 0.08%、同0.24、0.05-0.99)のリスクが低かった。代謝当量の推奨範囲(500-1000 MET分/週)にSARS-CoV-2感染(調整リスク比0.78、95%CI 0.66-0.92)、重症COVID-19(同0.62、0.43-0.90)、COVID-19関連死亡(同0.17、0.07-0.98)のリスク低下に対する最...
m3.comは、医療従事者のみ利用可能な医療専門サイトです。会員登録は無料です。