英国バイオバンク研究に参加した40-69歳の認知症がない成人11万7187例を対象に、視力障害と認知症リスクの関連を前向きコホート研究で検討。視力が良い方の眼の矯正前遠見視力0.3logMARユニット未満を視力障害と定義した。入院および死亡記録をひも付け、認知症発症を評価した。 その結果、追跡期間中央値5.96年で、視力障害に認知症発症との有意な関連が認められた(ハザード比1.78、95%CI 1.18-2.68、P=0.006)。視力障害の重症度と認知症リスクに明らかな傾向が見られた(傾向のP=0.002)。...
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