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mRNAワクチン接種後の重篤な健康転帰を評価

2021年9月14日  Journal of the American Medical Association

米国でVaccine Safety Datalinkの安全性に関するデータを用いて、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)mRNAワクチン(ファイザー社製BNT162b2またはモデルナ社製mRNA-1273)接種後の有害事象を評価。2020年12月14日から2021年6月26日までの週次報告に基づき、初回または2回目接種後21日間(リスク期間)と接種後22-42日間(対照期間)の重篤な健康転帰23項目を評価した。 その結果、ワクチン接種対象者1016万2227例のうち620万例(平均49歳、女性54%)が計1184万5128回(BNT162b2ワクチン57%)ワクチンを接種した。100万人年当たりの事象発生は、虚血性脳卒中が接種後21日間1612 vs. 接種後22-42日間1781(率比0.97、95%CI 0.87-1.08)、虫垂炎が1179 vs. 1345(同0.82、0.73-0.93)、急性心筋梗塞が935 vs. 1030(同1.02、0.89-1.18)、脳静脈洞血栓症が10.6 vs.8.2(同1.55、0.37-8.17)心筋炎・心膜炎が132 vs. 10...