「世帯年収は高いはずなのに、教育費への不安が消えない」——近年、そんな声を口にする医師が増えています。背景にあるのは、物価上昇や社会保険料負担の増加に加え、医師の働き方改革による外勤収入の減少です。特に子育て世代では、中学受験や私立医大進学を見据えた教育費負担を、以前より強く意識するケースが少なくありません。さらに2026年3月末には、「教育資金の一括贈与に係る贈与税非課税措置」が終了しました。祖父母世代の資産を活用しながら、子や孫の教育費を支援してきた家庭にとっては、大きな制度変更といえるでしょう。そうしたなか、新たな選択肢として注目されているのが、2027年開始予定の「こどもNISA」です。本記事では、教育資金一括贈与の終了による影響と、こどもNISAの活用法、さらに親世代の新NISAと組み合わせた“医師家庭の教育費形成戦略”について解説します。...